朝ごはんにチョコケーキ その方が体重減るって!?

朝ごはんにチョコケーキ　その方が体重減るって!?


朝からチョコなんて、と思いつつ、コーヒーに甘いものの組み合わせには抗えず、パン・オ・ショコラが朝ごはん、という人には、かなりナイスな研究結果が出た。朝食にチョコレートケーキなどの甘いものをとった人は、そうでない人より体重を減らしている、というのだ。

　英・テレグラフ紙によると、この研究は193人の肥満気味の人を２グループに分け、一方は、炭水化物少なめの“ローカーボ”な朝食、他方はチョコレートケーキなどのデザート付きの朝食を食べてもらって32週間の観察をしたもの。どちらも一日の摂取カロリーは男性1600、女性1400キロカロリーと、トータルでは変わらないはずだったが、後者のグループの方が全体として体重を減らすことに成功した。

　「朝食に糖質制限をしたグループは満足感がなく、そのあとの１日、甘いものへの渇望が大きくなる。（そのグループの人々は）隠れて甘いものを食べることになった」と、この研究をしたテルアビブ大学の教授。結果的に、ローカーボな朝食だったグループは、トータルの摂取カロリーを計画通りに抑えることに失敗したわけだ。「朝は代謝が活発。クッキーやチョコレート、炭水化物やたんぱく質を含む朝食を摂ることは、結果的にそのあとの糖分への渇望を抑制する役目を果たす。逆に甘いものを避けようとするのは、長い目で見ると精神的に甘いものへの中毒症状を生みやすい」としている。

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